「USUI」と書いて、夢のデパートと読みます。


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「USUI」と書いて、夢のデパートと読みます。

あれはまだ私が5歳ぐらいの時だったと思います。
福島にある母の実家に遊びに行った時のことです。近所の子どもが、自慢げに傘を開いて見せたのです。
その傘は、ボタンひとつでパッと自動で開きました。眩しいばかりの黄色が、いまも目に焼き付いています。それまで傘というと、手動で開くのが当たり前だと思っていた私は、生まれて初めて見る光景に(と言ってもまだ5年ぐらいの人生ですが)、大きな衝撃を受けました。
友だちはその傘を閉じてはまた開いてと、繰り返して見せました。欲しくて欲しくてたまらなくなった私は、どこで売ってるのか必死に聞きましたが、傘を自慢するばかりでなかなか口を割りません。そしてようやく聞き出した言葉が「うすい」だったのです。
「うすい」といえば、福島県で知らない人は一人もいません。大人から子供まで、誰もが知っているご当地デパートです。今は「USUI」とローマ字表記のようですが、私には平仮名の「うすい」が馴染みがあります。
「シャれたセンスのう・す・い」のフレーズではじまり、「夢のデパート♪」で終わるCMソングは、誰もが歌える福島県のソウルソングです。
結局、憧れのワンタッチ傘を買ってもらえたのはずいぶん先になってからでしたが、40年以上が過ぎた今でもあの黄色い傘がパッと開く光景とともに「うすい」のCMソングが脳裏をよぎるのです。

明日は「うすい」のあるこの町、郡山で「自分史活用アドバイザー」認定講座を開催します。


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