小学生の少年たちが町を探検するお話です。

『お台場少年』は、昭和30年代の品川を舞台に、小学生の少年たちが町を探検するお話です。
作者は品川区出身の児童小説家で漫画家の田森庸介さん。実は、この物語は田森さんの少年時代を回想して描かれた自伝的小説なのです。
だから、お話に登場する建物やお店はすべて実在していたものばかりです。
好奇心の赴くままに町の中を歩き回る少年たちの目に映るのは、怪しいもの、恐ろしいもの、不思議なものばかり。
中には大人に聞いても教えてくれない場所もあったりします。
インターネットやスマートフォンがなかった時代、町は謎に満ちていて、少年たちは、転んだり、怒られたりしながら、視野を広げていたのかもしれません。
物と情報に溢れた時代を生きる私たちが、いつの間にか見失ったものは何でしょう。
そんなことを考えながら、昭和にタイムスリップして、品川の下町を一緒に探検してみませんか?
『お台場少年-昭和35年、ボクの品川宿探検記-』
著:田森庸介 絵:勝川克志
2023年1月23日発売
A5判 164ページ 上製本 定価1500円+税

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