つくりから漢字に親しむ自分辞書

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発行日:2016年6月30日

タイトル:つくりから漢字に親しむ自分辞書

分野:辞典

著者:瀧上紀吉

仕様:A5判 784ページ

定価:3800円+税

著者プロフィール

1940 年愛知県生まれ。国立大学(工学部)を卒業後、地方公務員(研究職)、橋梁のメーカー(営業部門)を経て、2006 年退職。
孫に漢字を教えるという気持ちから漢字の構造・探し方に興味を持ち、足掛け9年にわたり研究を重ねる。

内容紹介

まずこの本を手に取ったほとんどの人が、「この本はどうやって使うんですか?」と困惑げな表情を浮かべます。
それもそのはずで、漢字がバラバラに分解されていたり、見たこともない順番で並んでいるのです。国語辞典や漢和辞典に慣れ親しんだ私たちにとって、この本の内容はいささか奇妙なものに見えることでしょう。
実はこの本は漢字の「旁(つくり)」に着目し、その形状から漢字を検索する方法を提案しているのです。
しかし、「つくり」には名前のついていないものやよく知られていないものも数多く存在します。
「浅」「銭」「残」のつくりはなんと呼ぶのでしょうか。ほかにも、「燥」「操」「噪」や、「曜」「躍」「濯」、「投」「没」「設」、など共通のつくりを持つ漢字はたくさんあります。
もしそれらを効率的に調べたいとき、この本は効果を発揮します。「つくり」の名前や画数などを知らなくても、視覚的に理解できる特別な検索法によって、調べたい漢字に辿り着けるようになっているのです。
この本は、漢字を「つくり」から検索することに特化した一冊ですので、具体的にどのような用途があるのかは言及していません。
つまり使い道は人それぞれであり、漢字の「つくり」に親しみながらその人なりの活用法を考案してほしいという思いから《自分だけの辞書》、つまり「自分辞書」と題することになりました。
ふだん見慣れていても、意外と知らない「つくり」の世界。
ペンを持って実際に漢字を書く機会が減りつつある現代において、「つくり」を通して、一味違う角度から漢字に親しんでいただければと思います。

著者インタビュー

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